wordpressをherokuで無料&簡単に始められないかなと思ったらほんとに出来た
はじめに
- herokuアカウント(addonを使う場合はクレカ登録も)
- 最低限のgitの知識 (なくても真似するだけで大丈夫ですがあるとよい。)
があればとりあえずできます。
手順
以下のサイトを通りにやってみたら、3分くらいでできました。びっくり。demo
blog.handswiz: 言語切り替え機能をつけたwordpressをherokuで動かす
紹介されているgistはこちら。MySQL版です。
試していませんがpostgreSQL版も書いてくださっています。マジ感謝です。
happtech: 日本語環境のwordpressをherokuで動かす方法
postgreSQL? MySQL?
じゃあ実際にやろうとなったとき、DBどうするの?と思った方もいると思います。
herokuでは無料の範囲だと容量の制限に違いがあり、
- postgreSQL:1K行(10,000行)
- MySQL:5M
となっています。
さくらの共有サーバーでデーターベースはどれぐらいの容量まで使えて、WordPressだと何記事分なのか? | 9ineBB
を見ると、5Mだとだいたい記事250個分らしいので
- postgreSQL:1万件
- MySQL:250件
までは記事を書いても無料ということになりそうです。
MySQLだときつかなと思いましたが、週1できっちり書いても一年で50記事程度ですから、とりあえず始めるならMySQLでも大丈夫そう。
【注意点1】プラグインとテーマはgitから追加する必要あり
herokuではdynoの再起動時にgit管理下にないものは消えてしまうので、プラグインやテーマがサイトから追加できないのが一つネックです。
ですが慣れれば簡単で、プラグイン、テーマはほぼzipでDLすることもできるので、
- plugin, themeをzipでDL&解凍
- wp-content/plugins, wp-content/themesにそれぞれフォルダごと配置
- git add & git commit
- herokuにデプロイ
とすればOK.
参考: 月10円!HerokuでWordpressを運用!! - のっぴきならない昨今です
【注意点2】画像は外部ストレージを利用する必要あり
こちらも注意点1と同じ理由で、再起動時に変更点は消えてしまうので、画像もgit管理されていないとなくなってしまいます。
でもそこは外部ストレージを使えばOK。そこでの選択肢はとりあえず2つありました。
- Cloudinary - Cloud-based image management & upload
- 500MB, 5千枚/月まで無料
- Amazon S3
- 1Gあたり9円~/月
それぞれの詳細な設定方法は以下を参照:
- Cloudinary
- S3
どちらもwordpress用のプラグインもあるので、wordpressの編集画面から使えます。
選択基準としては、楽なのはCloudinary、長くほぼ無料で使いたいならS3でしょうか。
Cloudinaryはsignupして、wpのプラグイン入れて、API_KEY入れればすぐ使えます。
S3は慣れてない人だとセットアップ作業がわりとあります。もちろんサイトで説明してくれているので迷わずできると思います。
Cloudinaryは編集機能もついているのでそのあたりも便利そうですね。
herokuの料金についてサクッと確認
herokuは価格がシンプルなようでわかりにくい?ので以下で確認しましょう。
Heroku で無料・有料でできること - 君の瞳はまるでルビー - Ruby 関連まとめサイト
まとめ
- メリット
- とうぶん無料で使える
- セットアップが簡単ですぐ始められる
- メリット
- プラグイン、テーマ管理はgitで
- 画像は外部ストレージを利用しなければいけない
といった感じでしょうか。デメリットも一旦準備してしまえばほぼ問題ないかなーと思いました。レンタルサーバでやると、面倒な登録作業もわりとあって安くても500円〜かかるので、どっちもやった印象だとherokuはけっこうオススメです。