マーケティングってなんだろう?

今日はマーケティング勉強会みんつく工房の定例研究会でした。
アジェンダとしては


・高校生進路ビジネスの課題
RBSとLSP、そしてReal Time Strategy。
・「らしさ」を創る香りワークショップディスカッション


でした。
勉強会後のつぶやきをもとに振り返ります。


■「最近強く思うのは、マーケティングって、人の心を理解することにつきるのでは、という仮説。」

これは、みんつく工房の活動を通して学んだことの一番かもしれません。マーケティングってすっごく大きな言葉で、よくわからないなっていうのが正直だったけど、商品企画やプロモーション、販売っていう定義でマーケティングを見るとすると、非常に顧客の商品に対して「何を感じるのか」子買い物をするとき「なにを見て判断するのか」「その気持ちになった要因はなんなのか」、などとにかく「人」の「心」を理解することからはじまるんだと思いました。
とくにエンジニアの方と話すと違いは顕著で、こっちはプロダクトアウト、技術ありきの思考の人が多い。


■「今日はひさしぶりに@mintsuku_koboの勉強会。現場でホントにマーケやってきた人の議論は聞くだけで勉強になる。技術と違って、具現化しにくい能力だけどすごく奥が深いと感じる。」

 マーケッティングってもっともっと大きく言えば「売る」っていう大目標に対しての道筋、「戦略」ですが、その道筋を議論するのってすごく難しいしスキルだなと感じました。
ターゲットの気持ちを取られることももちろん、プロジェクトメンバーのリソースを引き出すファシリテーター的な役割が多くなる分、議論も常に先を見てしなくてはいけないし、行き詰った時いい質問を投げれる人って、すごく価値があるように思うんです。

勉強から入ると「3C」「ロジックツリー」「4P」みたいな、フレームワークとか思考法になっちゃうけど、そういう意味でのマーケッティングってあってもいいけどそれだけではだめだなと感じます。企業戦略であれば、そういう左脳的アプローチに偏ってもありかもしれませんが、手に取れる製品などはそういった議論をしてインサイトを引き出す能力、ロジカルな分析能力、人の心を動かす感性、が非常に大事なのでは、と感じた勉強会でした。


12月3日に、社会人向けのワークショップもやるそうです。興味がある人がいたらご連絡を。