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applim決勝から学ぶこと

昨日はapplimというソーシャルアプリ×マーケティングのコンテスト決勝に参加。僕たちは、15チームに残ったものの、最後の5チームには残れず、オーディエンスという形で参加。要点をダダ打ちですが、まとめてみます。


コカ・コーラの考える、トリプルメディア。広告の形の変化。

Owned Media :自社HP
Paid Media :TV,雑誌など
social Media:twitter,SNSetc

この三つは、見かけからしたら「まぁ知ってるよ」といった感じだが、あらためて消費ユーザーと、企業やメディアとの関係に変化が起きていてるのがわかる図。そしてこれがもう「普通」と、僕を含め少なくとも20代前半は感じてることがとても大きな変化だと改めて感じた。

・見せ方1。アイデアは相手に伝わってナンボ。視覚のシンプルさ。メリハリ。今回の何よりの学びはここ。決勝プレゼンを見ても、それが際立っていた。自分が参加者サイドで改めて思ったが、「シンプルに」「わかりやすく」と言うのは、わかっているけど難しい。ついつい「大丈夫かな、伝わるかな」と不安になって、情報を詰め込む。しかしそれが多くの場合、相手にとって論点をぼやかす結果になる。逆に、思いきって「シンプル」にできていたチームが際立った。

 決勝プレゼンを見ていて、内容はとても素晴らしいが、オーディエンスにどこか「退屈だな」という空気が流れたときがあった。話し手の口調、内容もあるが、最大の要因はおそらくスライド。メラビアンの法則の7-38-55のルール(言語-聴覚-視覚)にもあるように視覚の情報がものすごく大事だと改めて感じた。

見せ方2.ストーリーで伝わる世界観。決勝プレゼンでどのチームも、10分の中にちょっとしたストーリーを入れていたのが印象的だった。情報の箇条書きでなく、意味ある順序で伝え、相手のイマジネーションに訴えることで、左脳的理解だけでなく、右脳的に、直感的に伝わる。ワクワク感、なんか面白そう、そんな感情の変化を上手く演出していたチームが多かった。ビジュアルの見せ方に加え、とても勉強になった点。

・ソーシャルアプリの課題。実売。コミュのためのBUYという可能性。パネルディスカッションで印象に残った話。多くの事例があるが、やはり課題は「実売」につながるか、だと須田さんからのコメントがあった。CR−Zの例で、その点を質問させていただいたが、やはりまだそこまでいかないんだろうな、という印象。そもそも、まだ直球でアプリからECにつなぐことは難しいのでしかたないかもしれないが、「実売」が解決できない限り、ソーシャルアプリによるマーケティング、というのはあくまでサブ、数あるマーケティング方法の小さなオプションにすぎないと思う。逆に言えば、実売につなげられたら一気にソーシャルアプリマーケの市場が膨らむ。

課金や実売のヒントとして、「コミュニケーションのためのBUY」という話があった。もっと人と絡みたい、もっと楽しみたい、そんな欲求を満たすために物を買う、サービスを使う。そうするともっとアプリが楽しくなって、ハマる。そんな循環の中にBUYを埋め込むことがキー。


・アイデアは既存の情報の組み合わせ。CR−Zの例。CR−Zは、facebookで話題になった「友達10人切れば、バーガー無料」というアイデアと、ゲロルシュタイナーの「名前をゲロルシュタイナーに変えた人に、ポルシェあげます」キャンペーンの二つのアイデアから着想を得たという。日ごろのアンテナと、組み合わせ力が面白い物を生むみたい。


プレゼン、パネルの後は懇談会と結果発表。優勝は「想い」をコンセプトにおいたシーブリーズのアプリでした。個人的には結婚式という、「人の集まる場」「非日常」をSNSの特徴とマッチングさせたアプリが面白かったし、「参加」「継続」「拡大」の仕組みのサイクルを打ち出したチームもよかったなと思いましたが、コンセプトで勝ったのでしょうか。予想以上に刺激をもらった、そして悔しい一日でした。